平成19年12月、歌舞伎座で坂東玉三郎による『ふるあめりかに袖はぬらさじ』が上演され大好評を得ました。原作は有吉佐和子。
江戸幕府末期、開港と同時に横浜に遊郭がつくられ、絢爛豪華な遊郭は江戸の吉原にも負けぬほどの賑わいを見せていました。中でも岩亀楼は最大で、そこには喜遊と呼ばれる花魁がおりました。彼女は武器商人アボットに好かれましたが、厳しい尊皇攘夷の時代に外国人は受け入れ難く自らの命を絶ったと言われます。
この掛軸(日本画)は主人公の遊女、喜遊を描いたものです。
明治初期に歌川派の絵師により描かれてます。
掛軸の裏面には解説が記されてます。
共箱もしっかりあります。
10数年前、神田の浮世絵店にて30万円で購入。
浮世絵の好きな方にお分けいたします。
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