義実家の収納庫より
九州出身の義両親の品。茶道を嗜み10年ほど前他界した義母の品。他にこれより少し小ぶりの春慶塗りのお着物盆(乱れ箱)があり、もっぱらそちらを使用した様です。これ程大きいと小柄な義母は扱い難かったと想像します。
20代から始めた茶道も50代半ばから実母の介護に東京を離れて20年近くを費やし、介護を終えてからはお茶はおろか、着物も着る機会が減った様です。
元々年配の方々の落ち着いた着物姿を良く見かける京都ですが最近はインバウンドの外国人の着物や浴衣姿を良く見かける様になりました。
趣味やお仕事関係で着物をお召しになる方にはある種必需品かも知れません。
今は義母が残した春慶塗りの小ぶりな乱れ箱は、主人の2泊3日程の出張や海外出張の際に必要な洋服類を気がつく度にこの盆に乗せ一括管理をしています。使い方は多少違いますが古くて新しい生活の知恵です。
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