1959年から1960年にかけて製造されたコンティナマチックIIIは、コンティナIIIの後継機でフラッグシップモデルです。プロンターSVSシャッター及び交換可能なパンターレンズにマティック方式露出計を搭載しています。
交換レンズの選択肢は、30mm f/4 Pantarと75mm f/4 Pantarに限られています。レンズ交換ですが、実際に交換可能なのは前玉部分のみでレンズの残りの部分はシャッター内に残ります。
ファインダーには、45mmと75mmレンズの視野を示すブライトフレームがあります。
「カメラの状態」
経年使用によるスレやキズがあります。光学系にはレンズを含め取り切れないチリや拭き傷及びコーティングの劣化が残りました。
逆光時を除き通常撮影には影響が出ない程度のものです。光線引きのような不具合は有りません。実写確認済みです。
シャッターは全速快調に動作しています。セルフタイマー動作確認済み。
付属品として社外製UVフィルターが付きます。
「注意点」
・レンズの取り外しは前玉下部に有るレバーを押し下げて外します。レンズとレバーの赤ドットを合わせてると装着出来ますが、無理な操作は避けてください。
・マティック方式の為、設定範囲を超えてシャッタースピードや絞りの設定は出来ません。ISO感度含め各種設定にはレバーを押しフリーにしてから設定します。無理に各リング等を回転させると故障の原因になります。
・ピントは目測式でレンズの先端を回して合わせるタイプです。開放時は被写界深度が浅くなります。フォーカスリングはムラなく回転しますが少し軽めです。
・露出計は生きていますが精度保証は有りません。単体露出計をご利用ください。
・フイルム実装で巻き上げが重くなります。丁寧な操作を推奨いたします。
・何分にも旧製品のため低温時の各種動作保証は出来かねます。ご了承ください。
「作例写真」
磐越西線C57180 フジフィルム400使用
平瀬集落カーブ、野沢49号オーバークロス、一ノ戸川橋梁
フジカラーCDからデーターを落としました。
本機は実用機でコレクター向けの美品ではございません。撮影を含め保証はございません。日本語によるお取引の現状販売sale"as is"品です。
撮影を含め保証はございません。プロフィールを確認くださいますようお願いいたします。
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